太陽のあたる場所

早く大人になりたいと夢みてた 今しかできないことは一生 夢の結晶 いつか実証

二次創作とインターネット

ちょっと目に余るので。

勘違いされても困るのですが、私は別に個々の妄想を悪いとも思わないし、自分が楽しいならやればいいんじゃない?って考えです。

実際、私も創作活動は嫌いじゃないし。

だけどあまりにも酷すぎるので、私なりの意見をと思いました。

まず、ツイッターで注意喚起している人は今更問題視して注意しているわけではありません。

今までは大目に見てくれていただけ。

ツイッターに通報してアカウントを削除してもらうことだってできたし、事務所並びにレーベル会社に投書をすることだってできたけれど、個人の妄想だと、いつかは治まるんじゃないかと思って見て見ぬふりをしてくれていただけ。

それが治まるどころか、エスカレートしていくから声にしたくなったんです。

こういうと必ずと言っていいほど、「自分だって楽しんでたくせに」とか言い出す人がいるだろうけど、別に楽しんでねーから!むしろうざいから!!他人の妄想になんて興味ねーよ!!!便乗して注意喚起してる人はどうか知らないけど、たぶん楽しんでませんよ。生ゴミでも見るかのような顔してると思う。

それから、メンバーが見てるからどうのこうのという話は関係ありません。注意する側も、反論する側もその理論はお門違いです。メンバーが悲しむだなんだってのは、言いたくなる気持ちもわかるけど、今は関係ない話だから持ち込まないで。

で、やっと本題に入るわけですが。

今回の何が問題かというと、「ツイッターという不特定多数が目にする公共の場で、実在する人物を使った二次創作をわざと人目に触れるように公開している」ことが問題なんです。

一つずつ紐解いていきましょう。

1、ツイッター ツイッターは140文字で自分の言葉を発信することのできるSNSです。

不特定多数の人が利用していて、中には自分の呟きを見られたくない人もいるだろうからご丁寧にアカウントに鍵までかけられます。

2、公共の場 公共の場の定義は、「みんなが行き来できる/居ることの出来る場所」です。分かりやすく言うと、「人のいる場所」。インターネット、ツイッターはどうでしょうか。そこに発信者の本体(生身の体)がなくても、発言ができる場所であり、大勢の人が存在している空間ですから公共の場と考える人がいるのも当然です。

3、実在する人物を使った二次創作 二次創作界隈では「生モノ」と呼ばれるジャンルです。二次創作の中でも最もルール・マナーに厳しく注意の必要なジャンルです。

「J禁」「P禁」という言葉は二次創作をするうえでもちろんご存知かとは思いますが、そんな言葉知らないという方は調べてください。今すぐ。このブログを見るのに使っているものには検索機能があるでしょう。さあ早く。

4、わざと人目に触れるように公開していること 上記の時点で知らない人も「J禁」「P禁」の意味を分かったでしょうからお気付きかもしれませんが、ツイッターには鍵をかける機能がありますね。この機能は自分が見られたくないからという人のために作られたものでしょうが、不特定多数の目に入ることをある程度防ぐために使うこともできます。なぜなら鍵付きアカウントは検索に引っかからないから。リツイート先が鍵付きじゃなきゃ意味ないけど。そしてタグというものと検索機能があります。たぶんツイッター程度のインターネット使いならアンド検索しか使わないでしょうから、調べたい語句を入れれば、その語句を含むツイートがたくさん出てきます。その上タグまでついてリツイートされてれば人目につくには十分すぎるくらい。ツイッターの機能や二次創作のルールを知っているのにも関わらず、人目に触れないような配慮をしていないというのは二次創作のルールに反しています。

 

実在の人物を使った二次創作がなせ隠れなければならないのか。

人には「人権」というものがあります。

実在する人物のプライベートな部分を想像して好き勝手に語るというのは、人権侵害にあたる可能性があります。

ましてやセクシャルなことまで大っぴらに語ることは、名誉棄損に当たる可能性もあります。

だからこそ、隠れなければならないのです。書く側も読む側も。

それでもまだ「嫌なら見なきゃいい」なんてことを言う人もいるでしょうが、SNSで見たくもない他人の妄想が垂れ流されてるのは、真っ昼間の公園でセックスしてたりオナニーしてるの無理やり見せられてるのと一緒です。

嫌なら見なきゃっていうけど、隠れてできることをわざわざ出てきてすることでもないでしょ。

だから、やるならタグは付けないで鍵垢でやってって言ってるの。

知らなかったで済む問題じゃない。デリケートなジャンルだって知らないで足突っ込むなんて認識が甘いにもほどがある。

自己承認欲求が強いのは結構。でも人に迷惑をかけないで。

あなた一人でも訴えられてしまえば、二次創作自体が廃れてしまうし、今までのようにファン活動もできなくなるかもしれないの。

ルールも守れない人間が偉そうに知ったような顔で表現の自由を叫ぶのも間違ってる。

他人の名誉・プライバシーより表現の自由が守られるなんてことはあってはならないことだと思いますよ。

これは今騒がれてるグループだけじゃなくて、ほかの人たちにも言えることです。

このグループのファンは比較的年齢層が高いから、物事の善し悪しをちゃんとわかっている人がいる。注意してくれる人がいる環境をありがたいと思って。

インターネット利用者の低年齢化が進んで、無法地帯になりつつあるけど、インターネットが普及し始めた時代にできたルールはモデルにされる側も二次創作をする側も守るルールなんだってことを理解してほしいです。

 

 

あと、グループ名と学級会で検索かけるとスレ出てくるんで。ほんとにまずい状況ですからね。